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小田急箱根、4月から箱根海賊船のCO2排出を実質ゼロに

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 小田急箱根(神奈川県小田原市)は、芦ノ湖(箱根町)で運航する箱根海賊船のCO2排出を4月以降実質ゼロにすると発表した。

 運航に必要な燃料重油を、CO2削減クレジットが付与された高付加価値な製品に切り替えることでカーボンオフセットを実現する。箱根海賊船のカーボンオフセットは、4月の燃料調達分から開始される。使用する燃料は、出光興産が提供するカーボンオフセットfuel(重油)。年間のCO2削減量は約1,000トンを見込んでいる。

 同社は2024年4月から、箱根登山電車、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェイの動力を再生可能エネルギー由来の電力に切り替え、CO2排出を実質ゼロにしている。今回の箱根海賊船のカーボンオフセット導入により、同社が運営する交通事業全体でのカーボンニュートラルが達成される。

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