東京メトロと東武鉄道は4月17日、有楽町線延伸区間(豊洲・住吉間)が同区間の開業(2030年代半ば)に合わせて、半蔵門線(住吉・押上間)および東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線と相互直通運転することについて基本合意した。
今回の合意により有楽町線延伸区間における両社路線における相互直通運転が実現。直通運転により、国際競争力強化の拠点とされ、豊洲市場などの観光拠点も擁する臨海部から、東京スカイツリーのある押上を経て、東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線が直通でつながり、臨海副都心と東京・埼玉東部のアクセス性が飛躍的に向上する。
「所要時間の短縮や乗換回数の減少など、交通利便性・速達性を向上することで、両社沿線地域の魅力的なまちづくりや東京圏の国際競争力の強化に貢献するとともに、新たな鉄道需要を開拓していく」と関係者。
運行計画については、東京メトロ・東武鉄道及び相互直通ネットワーク各社との協議の上、改めて発表される予定。
