全国の高速バス事業者79社が参画するJAPAN BUS LINES協議会（JBL協議会）は6月2日、四国4県を結ぶ高速バスに自由に乗車できる訪日観光客向けパス「Shikoku Highway Bus Free Pass」を発売した。外国語対応の専用サイト「JBLサイト」で販売する。

昨年登場した「TOHOKU HIGHWAY BUS TICKET」に続く、エリア限定型の乗り放題パス第2弾。対象は徳島、香川、愛媛、高知を走る7路線で、バスを自由に組み合わせながら効率的に四国を周遊できる。滞在日数に応じて2日、3日、5日の3種類から選べる。

利用者はスマートフォンでチケットを提示するだけで乗車でき、英語・韓国語・繁体字の3言語に対応したサイトで予約から決済までが完結する。

価格は2日用が1万円、3日用が1万1,000円、5日用が1万2,000円。いずれも購入日から1カ月間有効で、非連続の日程でも利用できる。

JBL協議会では今後も他地域への展開を計画しており、訪日外国人が日本各地を安心かつ自由に巡るためのインフラ整備を進めていく。鉄道ではアクセスが難しい地域への移動を提供することで、地域の観光資源を活かした広域周遊を促す。