日本民営鉄道協会（東京都千代田区）は7月1日から、第19回「私とみんてつ」小学生新聞コンクールの募集を始める。

子どもたちに鉄道への関心と理解を深めてもらうことを目的にしたコンクールで、全国の小学生を対象に新聞形式やニュース記事形式、絵日記形式の作品を受け付ける。募集期間は9月30日まで。

鉄道を題材とした新聞づくりを通じて、子どもたちに暮らしと鉄道の関わりを学ぶ機会にしてもらう。2007年の開始以来、夏休みの自由研究や学校での社会科学習の題材としても取り上げられてきた。

19回目となる今回は、「くらしと鉄道」「バリアフリーと鉄道」「環境にやさしい鉄道」の3つのテーマを軸に、子どもたちが日常的に利用している鉄道について感じた疑問や興味、社会的な意義などを自由に表現してもらう。

応募者には蛍光ペン5色セットが参加賞として贈られるほか、最優秀作品賞（文部科学大臣賞）やバリアフリー賞、金賞などの上位入賞者は、2026年1月に東京で開催予定の表彰式に招待される。また、最優秀学校賞（国土交通大臣賞）など学校単位での表彰も設けられている。

作品は手書きまたはパソコン・タブレットによる制作が可能で、専用の作品用紙を使用。応募は個人・学校単位のいずれでも可能で、コンクール公式ホームページから応募用紙や制作フォーマットをダウンロードできる。