東武鉄道は、7月10日に東上線池袋~寄居間の全線開通から100周年を迎えることを記念し、7月13日から車両1編成を、1925年当時の客車を模した「ぶどう色1号」に塗装し、運行する。
記念列車のデビューに先駆けて、車両撮影会と臨時列車乗車をセットにした「東上線全線開通100周年記念ツアー」を7月13日に催行する。
撮影会では、「ぶどう色」車両の撮影と、寄居駅を経由し池袋駅まで記念ヘッドマーク付きの臨時列車に乗車できる。ツアーには記念乗車証や特製弁当、ジャンク品販売の抽選参加権などの特典が付く。
定員は200人で、ツアー代金は大人12,000円、小人10,000円。ツアーを主催するクラブツーリズムのウェブサイトで6月13日に発売する。
このほか、7月10日から8月31日まで、池袋駅や川越市駅など6駅を巡るリアルスタンプラリーを実施するほか、スタンプ集めに便利は「東上線1日フリー乗車券」、硬券仕様の記念乗車券を販売する。
東上線は1925年、小川町~寄居間の延伸により池袋~寄居間の全線が開通。八高線と接続し、東京から群馬へのアクセス路線としての役割を果たしてきた。