JTB協定旅館ホテル連盟(JTB旅ホ連)は6月11日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪で2025年通常総会を開き、2024年度の「サービス最優秀旅館・ホテル」に選ばれた4施設を発表した。全国約3,600の加盟施設の中から、2024年4月~2025年3月の顧客アンケートによる評価をもとに、大規模から小規模までの4部門で高得点を獲得した宿泊施設が選定された。(写真はハレクラニ沖縄)
大規模施設(旅館)の部では、山口県長門湯本温泉の「大谷山荘」、大規模施設(ホテル)は沖縄県恩納村の「ハレクラニ沖縄」、中規模施設は北海道定山渓の「ぬくもりの宿 ふる川」、小規模施設は神奈川県強羅の「強羅花扇 円かの杜」がそれぞれ受賞した。
最優秀賞に加え北海道、東北、関東、中部、西日本、九州、沖縄の7ブロックごとに分野別施設が表彰を受けた。
JTBは1979年から、宿泊客のアンケートに基づいてサービスに優れた施設を毎年表彰しており、今回で45回目となる。評価基準は、アンケートの総合評価点や回答数、宿泊券販売額など。過去3年間に同表彰を受けた施設は対象外となっている。
JTBは、受賞制度を通じてサービス向上を促すとともに、宿泊業界全体の質的向上と会員施設の営業力強化を図る考え。各地で表彰された施設は、JTBの公式ウェブサイトでも紹介されている。