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国交省、「道の駅」2施設を新規登録、全国で1,230駅に

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国土交通省は6月13日、「道の駅」2施設を新たに登録した。新たに登録されたのは、「道の駅 きなりの郷 下北山」(奈良県下北山村)と「道の駅 ウェルネスあらお」(熊本県荒尾市)の2駅。これにより、全国の道の駅の数は引き続き1,230駅となった。

今回、2駅の登録と同時に、奈良県と熊本県の既存2駅の登録が取り消されたため、総数に変動はなかった。

「道の駅 きなりの郷 下北山」は、奈良県吉野郡下北山村上池原1026番地に位置し、一般国道169号沿いに整備される。駐車場は231台分を備え、温泉施設や宿泊施設、キャンプ場、グラウンド、アスレチックなど多彩な設備が集積する「下北山スポーツ公園」内に設けられる。防災拠点としての機能も担い、「防災道の駅」に選定されているのが特色。オープンは令和8年度を予定している。

「道の駅 ウェルネスあらお」は、熊本県荒尾市大島1437番地南新地地区12街区1画地に整備され、市道荒尾北インター線に面している。駐車場は350台分。健康や福祉、子育て支援など「ウェルネスタウンあらお」の拠点施設としての機能を持ち、展望台や広場のほか、託児室や健診対応の多目的スペース、行政機能も備える。荒尾干潟を望むテラスなど地域資源を活かした交流拠点として、観光情報の発信やイベント開催を通じた地域活性化が期待される。こちらも令和8年度のオープンを予定している。

「道の駅」は、1993年に制度が創設され、今年で制度開始から32年を迎える。国土交通省では現在、観光や地域活性化、防災の拠点としての役割を強化する「第3ステージ」の取り組みを進めており、今回の登録もその一環となっている。

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