日本航空（JAL）は6月5日、日本初となる「ドローンサービス品質認証（JIS Y1011）」を取得した。ドローン運航支援サービスにおける「輸送・配送」「緊急搬送」「災害調査」の3つのカテゴリの、 提供サービスとコンサルティングにおける品質が評価。ドローンサービス品質の標準化・信頼性向上に貢献する。

同認証は、2024年8月に経済産業省がドローンサービスの提供に当たり必要となるプロセスや基準を定めたJISを制定したことに基づき、ドローンサービス推進協議会（DSPA）が品質について認証を発行。審査・評価は日本品質保証機構（JQA）が実施している。

同社は、次世代エアモビリティ事業の一環として、ドローンサービスの社会実装に取り組んでいる。今回は、安全やリスク評価を含めた運航管理の体制を整備するため、同認証を取得した。

「労働力不足や災害時の対応など、安心してドローンが利活用される社会の実現に貢献していく」と同社。