日本観光振興協会は、東京都立大学との共催による「令和7年度 第13回 観光経営トップセミナー」の受講生を募集している。対象は観光関連産業で働くミドルマネジメント層の幹部候補生で、日程は10月20日から11月18日までの5日間。
観光を日本経済の基幹産業と位置付け、将来の観光経営を担う人材の育成を目的とするもので、講師には産官学の経営者らを迎える。今年度のテーマは「需要の平準化に向けたDX活用」で、講義やグループワーク、プレゼンテーションを通じて、観光産業におけるデジタルトランスフォーメーションの実践的な理解を深める内容となっている。
カリキュラムは、観光DX検定の事前学習に始まり、観光庁や観光関連企業の経営者・大学教授による講義のほか、参加者同士の交流を促すグループワークや懇親会も含まれる。最終日には共同事業構想を発表するプレゼンテーションが行われる。
応募には、所属企業・団体の推薦が必要で、全カリキュラムに参加できることが条件。定員は約25人で、受講料は1人15万円(税込)。申し込みはウェブサイトから。締め切りは7月31日。