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観光庁の5月宿泊統計、外国人宿泊者数は前年比15.6%増と好調

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観光庁は6月27日、5月の宿泊旅行統計(速報値)を発表した。国内の延べ宿泊者数は前年同月比3.7%の増の5,638万人泊で、内訳は日本人が4,066万人泊(同0.3%減)、外国人が1,572万人泊(同15.6%増)だった。

あわせて発表した4月の延べ宿泊者数(第2次速報)は5,305万人泊で、前年同月比1.9%の増加となった。このうち外国人延べ宿泊者数は1,729万人泊(同20.4%増)で、これまで最多だった2024年10月の1,588万人泊を上回り、過去最高を更新している。全体の約32.6%を外国人が占めた。一方、日本人の宿泊は3,576万人泊で、同5.2%減となった。

4月の外国人宿泊者数を国・地域別に見ると、中国が237万8千人泊(前年同月比36.1%増)でトップ。次いで米国192万2千人泊(同37.6%増)、台湾159万5千人泊(同11.4%増)、韓国129万2千人泊(同2.4%減)、オーストラリア75万2千人泊(同33.8%増)と続いた。上位5地域で全体の52.8%を占めている。

都道府県別では、外国人宿泊の伸び率が高かったのは鳥取県で151.5%増。新潟県(62.0%増)、徳島県(68.5%増)、三重県(75.3%増)など、地方部での増加も目立った。全体に占める地方部の構成比は30.2%と、前年の29.0%から微増だった。

一方、日本人の宿泊者数は全体として減少傾向にあり、特に東京都(14.6%減)、石川県(25.6%減)、新潟県(21.5%減)などで落ち込みが大きかった。神奈川県(16.7%増)や奈良県(10.8%増)など一部地域では増加した。

都道府県別の客室稼働率は、大阪府が81.3%で全国トップ。東京(79.4%)、京都(75.1%)、福岡(74.1%)など都市部が上位を占めた。

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