東京都と東京観光財団は、東京へのMICE（企業会議・報奨旅行・国際会議・展示会）の誘致活動の成果として、2027年に新たに2件の国際会議が都内で開催されると発表した。（写真は会場の１つ、東京国際フォーラム）

第9回国際メニエール病学会は、内耳疾患に関する国際的な専門家が集う会議で、2027年2月24日から27日までの4日間、JPタワーホール＆カンファレンス（千代田区）で開催される。

参加者は約1000人にのぼる見込みで、そのうち約300人は海外からの参加が予定されている。日本での開催は2010年の京都大会以来2度目となる。

One Young World Summit 2027は、将来のグローバルリーダーと目される若者たちが集い、世界的課題に関する議論やネットワーキングを行う国際会議。日本国内では初の開催となる。

会期は2027年9月28日から10月1日までの4日間で、東京国際フォーラム（千代田区）を会場とする。世界各国から約1800人を含む約2000人の参加が見込まれている。

東京都と東京観光財団では、会場費の助成や都内観光ツアー、日本文化体験などの支援策を通じて、MICEの誘致を推進している。