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ソーメンを世界・次世代に、日本ソーメン学会が設立

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会長にソーメン研究家のソーメン二郎氏

日本ソーメン学会(愛称:そ学会)は7月7日、設立総会を開いた。会長には、ソーメン研究家のソーメン二郎氏が就任。ソーメンに関する研究の促進を図り、もってソーメン産業・ソーメン文化の発展およびソーメンを活用した地域活性化に貢献する。

そ学会は、ソーメンに関わる研究者・学生・製造者・メーカー・飲食店・小売店のほか、ソーメンを愛する国内外のすべてのひとによる学術交流や相互研さんの場を提供。日本の伝統的な食文化の発展の一翼を担ってきたソーメンを取り巻く環境の変化を踏まえて、ソーメンの価値を拡大し、次世代に継承する。また、ソーメンとかかわるすべての地域の活性化や海外への発信・交流に貢献する。

役員体制は、会長にソーメン二郎氏、事務局長に文教大学国際観光学科専任講師の青木洋高氏、理事に虹有社代表取締役の中島伸氏の3人。

事務局長の青木氏

現在は、学会への参加者を募っており、個人会員が7,000円(個人学生会員が3,000円)、法人・団体会員が50,000円。詳しくは、そ学会公式ホームページ(https://somenlove.com/)から。

日本ソーメン学会(そ学会) 主な活動内容

・機関誌、学術論文集その他刊行物の発行

・研究発表会、学術講演会、講習会、見学会、セミナー等の企画・開催

・調査及び研究

・国内外の諸団体との交流

・研究の奨励と研究業績の表彰

・その他本会の目的を達成するために必要な事業

ソーメンの新たな楽しみ方を議論

設立総会同日には、東京都渋谷区の東京カルチャーカルチャーで「日本ソーメン学会記念パーティー」を開催。ソーメン二郎氏による決意表明のほか、会員間での懇親会などが行われた。

会場には大勢の会員らが集まった

基調講演では、ソーメン二郎会長が登壇。ソーメンをグローバルにするため、鹿児島のそうめん流し、奄美黄島の油ぞうめん、沖縄のソーメンチャンプルーなどさまざまなローカルなソーメンを提供する「SOMEN体験」を提供する必要性を説いた。

文教大学国際学部の学生は、ソーメンの広報・PR手法を発表。「そーめんをZ世代のトレンドに」をテーマに麻辣坦式ソーメンをキッチンカーで学祭やイベント・フェスに出店してZ世代に直接アプローチする手法や、「五感で味わうソーメン」をテーマに訪日外国人にソーメンの魅力を伝える商品として、①そうめん専用梅干し②そうめん薬味ガチャ③そうめんアロマディフューザー④「和」卓上流しそうめん~LEDとBGMを添えて~⑤溶けないも紅葉ちゃんーなどが提案された。

このほか、飲食コンサル&Infinityの安藤成子代表と阿波や壱兆の田中嘉織女将によるソーメン対談、ソーメン検定などが行われた。また、ソーメン好きとして知られる役者の松本幸四郎さんから祝辞が寄せられた。

ソーメン対談の様子

取材 ツーリズムメディアサービス編集部

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