長野県公式観光サイト「Go NAGANO」が、白馬八方の夏を特集している。北アルプスの麓に広がる白馬八方尾根は、涼やかな高原の風と自然に包まれた人気のトレッキングエリアで、標高770メートルの山麓から1,830メートルの八方池山荘までを結ぶ「八方アルペンライン」が、その玄関口となっている。(写真は白馬八方池)
2024年からは、八方ゴンドラリフト「アダム」に犬や猫などのペットも乗車可能となり、家族全員で楽しめる山のレジャーがさらに広がった。ゴンドラでたどり着く「うさぎ平」からは、白馬三山や八ヶ岳、浅間山などの山々を望む雄大な景色が広がり、夏でも涼しい風が吹き抜ける快適な散策エリアとなっている。ピクニックやペットとの散歩、展望デッキでの食事など、さまざまな過ごし方が可能だ。
さらに、ゴンドラとリフトを乗り継いで進む八方池までのトレッキングルートは、中部山岳国立公園内に位置し、300種以上の高山植物が自生する自然の宝庫となっている。山道には「イブキジャコウソウ」や「クルマユリ」などの可憐な花々が咲き、標高の変化とともに移り変わる景色を楽しむことができる。とくに7月から8月にかけては、「ハッポウウスユキソウ」や「ハッポウワレモコウ」「ハッポウアザミ」「ハッポウタカネセンブリ」といった、この地ならではの固有種が見られるのも魅力だ。
白馬八方尾根ではこのほかにも、自然体験イベントや季節のアクティビティが随時行われている。