2024年の「都道府県幸福度ランキング」で大分県は全国2位となり、幸福度は70.8%と高い数値を記録しました。前年の5位から大幅アップをし、観光面でも移住面でも多くの注目を集めています。
大分県と聞いて、真っ先に温泉を思い浮かべる方は多いでしょう。その中でも、シニア世代に特に人気なのが「別府温泉」がある別府市です。
そこで今回は、観光と移住の両面から別府市の魅力をご紹介いたします。
大分県別府市ってどんなところ?
別府市は大分県内で2番目に大きな都市であり、大分空港からバスで約50分とアクセスも良好です。源泉数・温泉湧出量ともに日本一を誇る、全国有数の温泉地として知られています。
市内には「別府八湯(べっぷはっとう)」と呼ばれる8つの個性豊かな温泉エリアが点在しており、湯巡りを楽しめるのも魅力のひとつです。
また、別府駅を中心にバス路線が発達しており、公共交通機関でも快適に移動できます。観光客が多く訪れる地域のため、飲食店やスーパー、コンビニなど日常生活に必要な施設も充実。さらに、都会にはない小さな個人店との出会いも楽しめる街です。
言わずとしれた温泉大国!
別府といえば、やはり温泉です。昔ながらの共同浴場は、地元の方々から「ジモ泉」と呼ばれ、親しまれています。この「ジモ泉」を通じて、「お湯ニケーション」と呼ばれる地域のつながりが自然と生まれることも別府ならではの魅力です。
共同浴場は市内に100カ所以上あり、商店街や路地裏にも点在。お手頃な料金で温泉巡りが楽しめるため、温泉好きのシニアにとっては理想の暮らしが叶います。
また、近隣には人気温泉地「由布院温泉」のある由布市や、高さ日本一を誇る「九重夢大吊橋」などの観光地もあり、近隣の市にも気軽に足を運べるのも魅力の1つです。
ヘルシーなご当地グルメがたくさん!
別府市周辺は、美味しくて健康的なご当地グルメが豊富です。
例えば、全国有数の養殖地として知られるヒラメやブリ、ブランド魚「関あじ」「関さば」などの新鮮な魚介類が人気です。また、「かぼす」の生産量は日本一を誇ります。

ブランド魚の「城下かれい」は、上品な味わいで刺身や寿司でも楽しめます。「とり天」は大分県の郷土料理で、カボスのポン酢とカラシで食べるのが定番です。

さらに、少し足を伸ばせば、中津市の名物「中津からあげ」も堪能できます。魚や鶏肉を中心としたヘルシーなグルメが揃っており、健康を気遣うシニアにもぴったりです。
移住するとどんな支援が受けられる?
2024年度には、大分県内への移住者数が1,746人と5年連続で過去最多を更新しました。移住先としての魅力とともに、手厚い支援制度も移住の後押しとなっています。
最大100万円の移住支援金
大分県外からの移住者には、一定の条件を満たすことで移住支援金が支給されます。
2人以上世帯:100万円、単身世帯:60万円
ただし、2025年10月1日以降の申請からは、東京圏以外からの移住の場合は、申請時の年度の4月1日時点に39歳以下、または18歳未満の世帯員を帯同する子育て世帯が支給対象となります。
移住支援金を受け取るためには、その他にも移住や就職に関する要件を満たす必要があるため、詳しくは大分県のホームページでご確認ください。
https://www.pref.oita.jp/soshiki/10112/ijyushienjigyo.html
寄稿者 岡地綾子(おかじ・あやこ)㈱シニアジョブ・シニアタイムズ編集長