兵庫県豊岡市の城崎温泉は、趣の異なる共同浴場(温泉)「外湯」を紹介している。日帰り入浴が楽しめる6つの施設や外湯1日券「ゆめば」を使った湯めぐり体験を提供する。
城崎温泉は、道智上人が開湯してから1300年。道智上人が一千日祈願して湧き出したのが「まんだら湯」で、これが城崎温泉のはじまりと言われている。

趣の異なる温泉が楽しめる
城崎温泉の外湯は、近接していてもその趣は全く異なる。それぞれ温泉ができた時期も、建物も、湯の温度も違い、どの温泉にも個性がある。城崎の地元の人々も、日常的に利用している。地元の人々と一緒に湯船に浸かれば、城崎の裏話や穴場スポットなどこっそり教えてもらえるかもしれない。「すべて巡れば、マイ・ベスト外湯がきっと見つかるはず」と城崎温泉観光協会。
2023年11月からは、城崎温泉では“天然温泉”を利用している施設で 「城崎温泉天然温泉配湯の証」を順次掲示している。 城崎温泉を観光の際の目安として利用できる。
公式観光サイトでは、外湯として①鴻の湯(夫婦円満・不老長寿、しあわせを招く湯)②まんだら湯(商売繁盛・五穀豊穣、一生一願の湯)③御所の湯(火伏防災・良縁成就、 美人の湯)④一の湯(合格祈願・交通安全、開運招福の湯)⑤柳湯(子授安産、子授けの湯)⑥地蔵湯(家内安全・水子供養、衆生救いの湯)—を紹介している。
料金は、いずれも大人800円、 小人400円 (小人は3歳から小学生)。日帰り客が得な外湯1日券「ゆめば」は、大人1500円、小人750円。
詳しくは、ホームページURL https://kinosaki-spa.gr.jp/about/spa/ から。