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2024年世界航空統計、プレミアムクラス利用が2桁の伸び、6%のシェアに

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IATA(国際航空運送協会、ジュネーブ)は8月4日、2024年版「世界航空輸送統計(WATS)」を公表した。世界240社以上の航空会社から収集したデータを基に、旅客・貨物需要や能力、航空機の運用状況、財務指標を網羅的にまとめている。

注目すべきポイントとしてあげているのは、国際線のプレミアムクラス(ビジネス・ファースト)の伸び。前年比11.8%増で1億1,690万人に達し、全体の6%を占めた。

地域別ではアジア太平洋地域が最も高い伸びを示し、22.8%増の2,100万人(エコノミークラスは28.6%増の5億8.08万人)にのぼった。欧州は依然として最大のプレミアム市場で3,930万人を記録し、中東はプレミアム比率が14.7%と最も高かった。

一般旅客数は路線別では、済州-ソウルが1,320万人で世界最多の乗客数を記録したほか、上位10路線中9路線をアジア太平洋が占めた。日本の空港間路線も上位に並び、札幌-東京(羽田)920万人や福岡-東京(羽田)900万人、那覇-東京(羽田)560万人がそれぞれ世界トップ10入りした。

国別の旅客数では、米国が876万人で世界最大の航空市場を維持(前年比5.2%増)、中国が741万人(18.7%増)で2位だった。日本は前年比18.6%増の2億500万人で6位に位置した。

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