観光庁は8月29日、観光客向けの二次交通(「観光の足」)に係る課題をもつ地域(自治体・観光協会・DMO等)と、課題解決につながるソリューションをもつ企業・団体等とを結びつけ、「交通空白」解消の一助とするためのマッチングイベントを開催する予定で、参加者を募集している。対象は、「交通空白」解消・官民連携プラットフォーム(以下、プラットフォーム)会員。
観光における「交通空白」は、訪日客を含む観光客が、主要交通結節点から観光スポットや宿泊先に向かう移動の足がない又は利用しづらい、あるいは、移動手段自体はあっても、観光客向けのわかりやすい情報発信が不十分であるなど、二次交通に係るお困りごとを抱える地域(必ずしも、タクシー等の二次交通がない「交通空白」に限らず、多客期等に移動手段が不足する場合等も含む)のこと。
「交通空白」解消に向けては、5月30日に開催した第4回国土交通省「交通空白」解消本部で、全国の462の交通結節点を「交通空白」地点としてリストアップし、集中対策期間(2025~2027年度)内にこれら全てで解消への目途をつけることになっている。
開催概要
1.イベント名称
「交通空白」解消に向けた「観光の足」の課題×ソリューション マッチングイベント
2.日時 8月29日 午後2~5時
3.形式 オンライン
4.次第 ※変更の可能性があります。
・観光庁長官による開会あいさつ
・観光庁による趣旨説明
・登壇企業・団体からのソリューション概要説明
・個別相談セッション(登壇企業・団体ごとにブレイクアウトルームを設定)
・観光庁観光地域振興部長による閉会あいさつ
5.登壇企業・団体 別紙のとおり ※変更の可能性があります。
6.参加者
「交通空白」解消・官民連携プラットフォーム(以下、「プラットフォーム」)会員を対象に参加者を募集。参加希望者は、会員宛てに配信するメールに記載のURLから所属、参加者氏名、電話番号、メールアドレス等を記入の上、8月22日正午までに申し込める。プラットフォーム未加入者は、入会で参加が可能。
入会手順は以下HPのうち、「【会員募集】「交通空白」解消・官民連携プラットフォーム」の項目に掲載。イベントに参加希望でプラットフォームに新規入会する場合は、申請から入会まで数日程度を要する。
[「交通空白」解消・官民連携プラットフォーム入会手順]
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/transport/sosei_transport_tk_000237.html