東京山側DMC(あきる野市)は、2025年7月に開催される大阪・関西万博のテーマウィーク公式プログラム『2030年ネイチャーポジティブの実現に向けて』に出展する。同社が国立公園オフィシャルパートナーとして取り組むアドベンチャートラベルや探究型学習の実践を、「ネイチャーポジティブ」の具体例として世界に発信し、国立公園が持つ新たな価値を提示する。
国立公園を「生きたフィールド」として世界へ

今回の出展は、環境省が主催する万博の公式プログラムの一環として行われる 。東京山側DMCは、環境省の「国立公園オフィシャルパートナー」として、秩父多摩甲斐国立公園と富士箱根伊豆国立公園を舞台に、地域の自然・文化・人を軸とした事業を展開してきた 。
具体的には、訪日富裕層などを対象とした高付加価値なアドベンチャートラベルの開発や、都市部の児童生徒に向けた探究型の自然体験学習スクールを運営 。国立公園を単なる保護対象としてではなく、地域の暮らしや産業、教育が交差する「生きたフィールド」と捉え、その保全と活用を両立させるモデルを実践している 。
万博出展は、これらの取り組みを、生物多様性の保全と回復を目指す「ネイチャーポジティブ」実現の先進事例として国際社会に提示する絶好の機会となる 。

【出展概要】
- イベント名: 2025年大阪・関西万博 テーマウィーク
- プログラム名: 2030年ネイチャーポジティブの実現に向けて
- 主催: 環境省
- 会期: 2025年7月19日~23日
- 会場: 夢洲 万博会場内 テーマウィークゾーン
【発信対象地域】
- 秩父多摩甲斐国立公園関連: 東京都あきる野市、青梅市、檜原村、奥多摩町、日の出町
- 富士箱根伊豆国立公園関連: 東京都大島町、八丈町、新島村、三宅村、静岡県下田市