山梨県の公式観光サイト「富士の国やまなし」が、ぶどう狩りを特集している。
「宝石のように美しい果実、ぶどう狩りに出かけよう」と題した企画では、長い日照時間や昼夜の寒暖差、水はけの良い土壌に恵まれた環境で育まれる山梨のぶどうを紹介している。
山梨県は栽培面積・生産量ともに日本一を誇り、シャインマスカットや巨峰をはじめとする多彩な品種が夏から秋にかけて次々と実る。ぶどう畑の風景や1000年を超える歴史に彩られた名産地の魅力を体感できるのも特徴だ。
特集では「ぶどうの国のくぬぎ園」(甲州市)や「ぶどうの館園」(甲州市)、「甲斐屋農場」(山梨市)など、特色ある農園を取り上げている。標高630メートルの丘から絶景を望む農園、希少な種あり巨峰や山梨オリジナル品種を味わえる農園、若手生産者が新たな挑戦を続ける農園など、訪れる先ごとに個性豊かな体験が待っている。
さらに、山梨県では観光客向けに9月7日まで、「フルーツキャンペーン2025」ぶどう編を行っている。
キャンペーンでは対象農園や直売所を巡るスタンプ企画や、特産フルーツを使ったスイーツフェア、県内各地で山梨ならではのフルーツの楽しみ方が提案されている。クイズに答えると、山梨県オリジナル品種「サンシャインレッド」を抽選で30人にプレゼントする。
今シーズンのぶどう狩りは、農園によって10月上旬ごろまで楽しめる予定で、入園無料・量り売り制が一般的。観光や温泉とあわせて旬の味覚を楽しんでほしい。