観光庁は8月22日、4-6月期の日本人国内旅行消費額(1次速報)が前年同期比6.2%増の6兆7,988億円となったと発表した。(写真は夏の長野・上高地河童橋)
内訳は宿泊旅行が5兆2,916億円(4.3%増)、日帰り旅行が1兆5,073億円(13.5%増)。1人1回当たりの旅行支出(旅行単価)は4万6,676円で、前年同期比5.8%増加した。宿泊旅行は7万2,186円(6.2%増)、日帰り旅行は2万832円(10.7%増)となり、日帰り旅行の支出増が目立った。
日本人の国内延べ旅行者数は前年同期比0.3%増の1億4,566万人。宿泊旅行は7,330万人(1.8%減)とわずかに減少した一方、日帰り旅行は7,236万人(2.5%増)と増加した。
月別の消費額は、5月が前年同月比13.2%増の2兆7445億円と特に伸び、全体を押し上げた。第2四半期も引き続き高水準を維持した。