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旧・有田交通(和歌山)、特別清算へ(帝国データバンク調べ)

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K(旧商号:有田交通、代表清算人=片岡牧氏、大阪府大阪市)は7月29日(火)、大阪地裁から特別清算開始命令を受けた。帝国データバンクによると、負債は約7億円。

同社は1939(昭和14)年11月に設立された「有交グループ」として、和歌山県内では高い知名度を有し、ピーク時には200程度のタクシーを保有するほか、バス事業も手掛け、2003年3月には年間収入高約12億円を計上していた。

しかし、地域柄、個人の自動車所有率が高いことや利用者の減少により、主力のタクシー事業の採算が悪化、新型コロナも大きく影響した。「20年8月に当時の代表が死去したこともあり、タクシー事業を縮小」(帝国データバンク)し、22年10月末で完全に廃止した。

観光バスやコミュニティーバスなどバス事業のみの運営となったが業況は回復せず、23年4月にバス事業の貸切事業・バス運行人材派遣事業に関する権利義務を地元観光バス業者に承継し、同社は24年6月30日に開催した株主総会の決議により解散していた。

情報提供 旅行新聞新社(https://www.ryoko-net.co.jp/?p=154380

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