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ロッテがホテル事業を本格拡大 新会社「LOTTE HOTELS JAPAN」始動

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ロッテホールディングスと韓国・ホテルロッテは、日本国内でのホテル事業拡大を目的に、共同出資による新会社「LOTTE HOTELS JAPAN」を設立した。今後10年間で全国に20ホテル・4500室の展開を目指し、MC(マネジメント・コントラクト)方式を軸としたパートナーシップ型の運営モデルを推進する。なお、新会社の代表取締役には、ロッテシティホテルやロッテアライリゾートでの運営実績を持つ福井朋也氏が就任した。

ロッテグループはすでに日本国内で2軒のホテルを運営しているが、新会社設立により本格的な拡大フェーズに入る。運営形態は、ホテルオーナーが不動産を保有し、LOTTE HOTELS JAPANが運営全般を担うMC方式を採用し、長期的な収益最大化とブランド力の共有を図る。

新会社は、韓国と日本で培ったホテル運営ノウハウとブランド資産を活用し、リゾートホテルやライフスタイルホテルなど多様なブランドを日本市場に展開する。ウェルネスや地域体験を取り入れた新たな滞在価値の創出も重視されており、ロッテグループの美容・健康関連商品を取り入れたサービスも予定されている。

観光庁によれば、2024年の訪日外国人旅行者数は過去最高の3687万人に達し、そのうち韓国人旅行者は23.9%を占めた。ロッテの韓国市場での高い認知度は、日本国内での集客にも有利に働くと見られている。さらに政府は2030年に訪日客6000万人の達成を掲げており、今後もホテル市場の成長が期待される。

ロッテグループは「ONE LOTTE」をスローガンに、日韓の事業シーズを融合させたグローバル戦略を推進しており、本事業もその一環として位置づけられている。今回の新会社設立により、観光振興とホテル開発の両面で日韓ロッテのシナジーを生かした取り組みが加速する見通しだ。

情報提供:トラベルビジョン(https://www.travelvision.jp/news/detail/news-118441

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