JALとJR東日本は9月4日から、JALの移動支援サービス「JAL MaaS」とJR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」の連携を開始した。空港から目的地までの、航空と鉄道の予約をシームレスにつながる。
JAL MaaSは2022年にスタートし、航空と鉄道、バス、フェリーなど多様な交通機関を一体的に結ぶサービスとして、現在までに国内26空港と66の事業者と連携を進めてきた。
今回の連携により、JAL MaaSの経路検索から「えきねっと」で販売している新幹線や特急列車などの切符を直接購入できるようになり、予約の手間を省けるようになった。
対象となるのは、JR北海道の快速「エアポート」や、JR東日本の特急「あずさ」「かいじ」「ひたち」「ときわ」「成田エクスプレス」などの主要路線に加え、東北・北海道・上越・秋田・山形・北陸新幹線(東京~上越妙高間)など広範囲の新幹線路線。
JAL MaaSで検索すると「今すぐ購入」ボタンが表示され、そこからえきねっとの予約画面に移行してチケットを取得できる。
JAL MaaSは、空港を中心に出発地から目的地まで最適なルートを提示し、地上交通の予約やチケット管理をスマートフォン一つで完結できるのが特徴。利用時にJALマイルを獲得できる商品も用意されている。
えきねっとは、新幹線や特急列車の座席予約・購入が可能で、割引商品「新幹線eチケット(トクだ値)」や「在来線チケットレス特急券(トク割)」なども提供している。