エクスペディアは9月3日、秋の海外旅行に誘う、「秋の渡航費がお得な海外旅行先ランキング」と「2025年秋の人気海外旅行先ランキング」を公開した。調査によると、秋の渡航費(宿泊費と航空券代の合計)は夏と比べて平均12%安い、秋の「オフピーク旅」を推奨している。

渡航費がお得になる旅行先ランキングの1位はアメリカ・ロサンゼルスで、夏に比べて約22%安くなる。2位には同じくカリフォルニア州のオレンジカウンティが入り、費用は20%下がる。
夏は日米双方で旅行需要が集中するが、9月以降は需要が落ち着き、供給が続くフライトの価格が調整されやすくなることが背景にあるという。
一方、検索数に基づく「2025年秋の人気海外旅行先ランキング」では、1位は「ソウル」で、推し活や美容を目的とした旅行の需要が高い。7位に「仁川」、9位に「京畿道」も入り、上位10位のうち3か所を韓国が占めた。
このほか、2位「オアフ島」、3位「台北」、4位「バンコク」、6位「香港」、8位「シンガポール」、10位「バリ島」と、アジアの都市が多数ランクインした。
エクスペディアは、秋は残暑を避けつつ費用を抑えて旅行できる好機だとして、旅行計画の参考にランキングを活用してほしいと呼びかけている。