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東京都、大学生の海外留学費用を支援 「東京グローバル・パスポート」創設

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東京都はグローバル人材の育成を目的に、都独自の海外留学支援制度「東京グローバル・パスポート」を創設した。留学費用の負担を軽減することで、多くの大学生等が海外留学に挑戦するきっかけを提供する。2026年夏の留学を検討する若者を対象に、制度の概要を発表した。

本制度は、短期と中長期の二つのコースを設け、留学経験のない学生も挑戦しやすい設計となっている。特に短期留学コースは年間500人の募集枠を用意し、支援額も手厚く設定されている。

アメリカ留学を例にすると、短期留学では最大90万円、中長期留学では最大315万円(留学期間12か月の場合)の支援を行い、近年高騰する留学費用の負担を大幅に軽減する。所得制限は設けない。

対象は、将来のグローバル人材として主体性を持ち、未知の領域へ果敢に挑戦する意欲にあふれる学生で、日本国籍を有し国内の大学等に在籍している学生。応募時に生計維持者が都内に1年以上住所を有していること、年齢が2026年4月1日時点で30歳以下であることも条件。また、語学学習のみを目的とする活動や他の留学支援制度との併用は対象外となる。

短期コースは夏留学を中心に年間250人を支援し、春留学の募集と合わせて500人を予定する。留学期間は28日以上4か月未満で、2026年7月20日から同年12月31日までの開始日が対象となる。中長期コースは年間100人を支援し、留学期間は4か月以上1年以内、開始日は2026年7月20日から2027年3月31日までとなる。

支援内容は渡航費や準備金、授業料、現地活動費などに分かれ、アメリカ留学の場合、渡航費等準備金は最大35万円、授業料は最大100万円、現地活動費は月額最大15万円が補助される。

詳細や応募方法は東京都の公式ホームページで確認できる。

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