沖縄県の公式観光情報サイト「おきなわ物語」は、9月の沖縄旅行を特集している。海水浴やマリンアクティビティはまだまだ楽しめ、各地では伝統行事や祭りが開かれる。(写真は沖縄観光コンベンションビューロー提供)
目玉イベントは沖縄本島中部の沖縄市で開かれる「沖縄全島エイサーまつり」。9月12日から14日までの3日間にわたり、胡屋十字路での「道ジュネー」や、コザ運動公園陸上競技場での本祭などが繰り広げられる。
県内各地の青年会やエイサー団体が集まり、力強い太鼓と掛け声が夜空に響き渡る。フィナーレの花火やカチャーシーは観客と演者が一体となる盛り上がりを見せ、沖縄の夏を締めくくる一大行事となっている。
続いて、同じく沖縄市で9月13日と14日に開催される「オリオンビアフェスト2025 in コザ」も人気を集めるイベントだ。県民に親しまれるオリオンビールを片手に、沖縄のアーティストによるライブステージを楽しめるほか、夜には花火が上がり、会場全体が熱気に包まれる。
入場無料のため、地元住民から観光客まで気軽に参加できるのが特徴で、毎年多くの人が訪れる。
9月27日と28日には、沖縄本島中南部の宜野湾市で「第48回宜野湾はごろも祭り」が開催される。羽衣伝説にちなんだこの祭りでは、熱気あふれるステージイベントのほか、「飛衣羽衣カチャーシー大会」で会場が大盛況となる。
夜には「はごろも花火フェスタ」が実施され、宜野湾海浜公園の夜空を鮮やかに彩る。
この時期に旬を迎えるのがグァバ、四角豆、シークヮーサーなどのフルーツや島野菜。国際通りのジェラート店では、瑞々しい甘さが特徴のグァバを使ったフレーバーが人気を集め、やんばる産シークヮーサーを使ったスムージーやドリンクを提供するカフェもある。旅の合間にリフレッシュできる。