宮城県の公式観光サイト「宮城まるごと探訪」では、鳴子温泉の名物、不動の人気を誇る「栗だんご」をしょうかいしている。このだんごは、柔らかい餅の中に大きな栗が入っている。そして、醬油味のとろりとした餡をかけた甘い味だ。
温泉街に何軒かのお店が提供しているが、その元祖は、「餅処深瀬」と言われている。明治末期創業の老舗が「湯治客に喜ばれるお茶請けを」と考案した。ふっくらとした餅とあたたかな醤油餡、甘い栗の味が相まって、たちまち人気を博していった。
賞味期限は当日限りという短さ。家までお土産として持ち帰れないことがたまにキズだが、ぬくもりが残るうちに食べてしまうのが、ベストのようだ。
宮城県でも指折りの鳴子温泉、一風呂浸かったら、街歩きでご賞味いただきたい名物である。
詳しくは、以下のURLを(https://www.miyagi-kankou.or.jp/theme/detail.php?id=19047)
(写真協力:餅処深瀬)