東京都は10、11月に都内6か所の東京都中央卸売市場で市場まつりを開く。市場を一般に開放し、青果物や食肉、花の販売・即売のほか、食育や花育に関する体験、模擬店などを通じて、市場や生鮮食料品への理解を深めてもらうことを目的とした催しとなる。

各会場では地元の特色を生かしたプログラムが用意され、家族連れや友人同士で楽しめる内容がそろう。販売コーナーは売り切れ次第終了となるため、早めの来場が呼びかけられている。

また、東日本大震災や能登半島地震の被災地支援の一環として、復興PRコーナーを設置。岩手県や福島県のアンテナショップも出店し、特産品を販売する。市場まつりは都民の生活に身近な市場の役割を知る機会となり、豊かな消費生活への関心を高める場となる。