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浪速のことは夢のまた夢~御堂筋イルミネーション・大阪市~ニッポンを歩こう145

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御堂筋は、大阪のキタ梅田からミナミ難波までの約4kmを結ぶ大阪を代表する街路である。その由来は、北御堂と南御堂の2つの寺院があるためだ。そして、この目抜き通りは、1920年頃から整備された。

その御堂筋が、冬になると光の彩りで飾られる。2013年にスタートした「大阪・光の饗宴」の中心的なイベント、「御堂筋イルミネーション」の開幕だ。また、中之島で開催される「OSAKA光のルネサンス」とともに、大阪の街中に残る昭和・大正時代を彷彿させる建造物にもスポットを当てている。今では、大阪を代表する冬の風物詩となっている。一方、世界的なスケールの光の道は、2015年1月にギネスの世界記録にも認定された。開催期間中には、約300万人が訪れる。

回遊する規模は、日本最大級

南北に長いエリアのため、区画ごとに色合いを変えたイルミネーションが続き、飽きることはない。そして、歩道の広い御堂筋をゆっくりと歩いていると、すべてのエリアを見て回っている仕掛けになっている。それ故、回遊型のイルミネーションとしては、日本最大級と言っても過言ではないだろう。また、道路の中央と側道をうまく活用し、そこに植えられた銀杏並木が、広い道幅に二重構造のイルミネーションとなっている。首都圏周辺には、これだけの規模を誇るものはない。

毎年11月初旬から大晦日まで、約2か月のロングランで行われる。大阪の人々の心に潤いを与えるイルミネーションの季節は、寒さも忘れて、ホッとする暖かさも感じる。

(2022.11.22.撮影)

(これまでの特集記事は、こちらから) https://tms-media.jp/contributor/detail/?id=8

取材・撮影 中村 修(なかむら・おさむ) ㈱ツーリンクス 取締役事業本部長

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