楽天トラベルは、旅行者一人ひとりの要望に応じた宿泊施設をAIが提案する新機能「楽天トラベルAIホテル探索」の提供を開始した。スマートフォン向けページから無料で利用でき、旅行計画の最適化を支援する。
「楽天トラベルAIホテル探索」は、膨大なクチコミや宿泊プラン、予約トレンドなどの分析データを基に、ユーザーに最適な宿泊施設を提案するAIエージェント。スマートフォン向けページの入力欄から会話形式で宿探しを進めることができ、自然言語処理により抽象的な要望にも柔軟に対応するのが特長だ。
ユーザーは希望の地域、宿泊日、予算、宿のタイプやサービス内容などを入力することで、AIが対話を通じて条件を明確化し、最適な宿泊施設を最大30軒まで抽出する。提案された宿は、価格やクチコミ評価、写真、AIによるおすすめポイントを含む概要情報に加え、地図上の位置情報も一覧表示される仕組みで、比較検討が容易に行える。
また、検索結果画面では条件の細かな調整が可能なほか、より詳細な希望に対応するための追加候補(サーチサジェスト)も提示される。AIツールに不慣れなユーザーでも直感的に操作できる設計で、宿泊施設選びの利便性向上が期待される。
楽天トラベルは、今後もユーザーや宿泊施設からのフィードバックをもとに機能改善を進め、旅行の各シーンにおいて個々のニーズに応じたサポートの提供を目指すとしている。
情報提供 トラベルビジョン(https://www.travelvision.jp/news/detail/news-118713)