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引き揚げのまち・舞鶴から、平和への願いを発信 市民参加の「折り鶴アート」10月12日の平和祈念式典でお披露目へ

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京都府舞鶴市は、終戦の年・1945年10月から1958年9月まで、日本で唯一、13年間にわたって、346隻の引揚船、シベリア抑留者約46万人を含む約66万人の引揚者、遺骨約1万6000柱を迎え入れた“引き揚げのまち”。

市営の舞鶴引揚記念館は、戦後80年・ユネスコ「世界記憶遺産」登録10周年の今年、引き揚げのまち・舞鶴から「平和の願い」を発信する目的から、折り鶴でモザイクアートを制作する「折り鶴アートプロジェクト」を展開している。 

モザイクアートは、高さ2.7m、幅1.8m。「平和の願いを未来につなぐ」という願いをこめ、青く美しい《舞鶴の海》に平和のシンボルの《白いハト》が飛ぶ絵柄の「戦後80年シンボルデザイン」を、紺色・青色・白色をメインカラーとする約2万5000羽の折り鶴で表現する。今年6月下旬から、館内をはじめ、市役所本庁ロビーや市内の公民館などに折り紙と募集箱を設置し、市民を中心に、当館を訪れた来館者や市内外の団体などにも、折り鶴づくりの参加を呼び掛けた結果、目標の2万5000羽に達した。

現在、完成に向けて、折り鶴の貼り付け作業を進めており、折り鶴アートは、本年10月12日、舞鶴市総合文化会館で開催する「平和祈念式典」で完成させ、お披露目後、館内に展示する予定。

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