南海電鉄は10月1日、運転士用偏光サングラスの本格導入を始めた。運転士の前方確認時の視認性向上および疲労軽減によるさらなる安全性向上を図る。
同社は、2024年9月、11月に運転士用偏光サングラスの着用試行を実施。直射日光及び反射光によるまぶしさの軽減を図ることで視認性を向上するほか、 直射日光および反射光をカットすることによる疲労軽減するなど、期間中の結果が良好であったため、本格導入に至った。運転士用偏光サングラスの着用は任意で、運転士が必要に応じて着用する。
着用条件は、信号現示の視認等に影響を及ぼさないものとして同社が指定する製品を、昼間に操縦するときに限り着用可能としている。