観光庁は8月1日、スポーツ庁及び文化庁と共同で「スポーツ文化ツーリズムアワード2023」の公募を始めた。同アワードは昨年に続き実施。「スポーツ文化ツーリズム」の推進に寄与する先進的な取り組みや、今後においてスポーツ文化ツーリズムの実現を目指す取り組みを発掘し、観光の活性化を図る。公募期間は、9月27日(金)午後5時まで。
同アワードは、「スポーツ文化ツーリズム賞」「スポーツツーリズム賞」「文化ツーリズム賞」の3賞で構成。「新しい観光」の取り組みや、スポーツ庁が推進する武道ツーリズムおよび文化庁が推進する日本遺産や食文化に関し、特に優秀な取り組みがあった場合は特別賞を設定する。
応募への4つのポイント(全てを満たすイベント、または取り組み)
①「スポーツ」と「文化資源」のいずれか又は両方と「観光」が結び付いた取り組み(スポーツ×文化×観光、スポーツ×観光、文化×観光)であること。
② 国内外の旅行者の増加、長期滞在を促す仕組みや地域への経済効果波及につながる工夫があること。
③地域の活力の着実な増加につながるものであること。
④2019年以降に開催されていること(プレ大会や準備大会等は含まない)。
同アワードは、取り組みの公募後、有識者等の意見を踏まえ、優秀な取り組みを選定・表彰します。
【取り組み例】
スポーツや芸術・文化鑑賞を体験できる長期滞在型レジャー/世界文化・自然遺産の中でのウォーキング/伝統文化を取り入れた踊りの体験/デジタル技術等の活用により遠隔地や任意の時間帯から参加できるスポーツ大会/オンラインで行うワークショップによる地域スポーツや伝統文化を継承する取り組み/従来の観光にとらわれない新しい旅の形を実現した取り組み
公募要領や応募申請書などは、観光庁ホームページ(https://www.mlit.go.jp/kankocho/news05_000331.html)まで。