東京都と東京観光財団は10月10日、東京と東海地方、関西地方の連携によるインバウンド誘客促進を目的とした英語版Webサイト「TOKAI×TOKYO」と「KANSAI×TOKYO」を開設した。
東京都は、東京を訪れる外国人旅行者が日本各地にも足を延ばすよう取り組んでいる。今年度から東海・関西両地方との協議会を設置して連携を開始した。
新設した両サイトでは、各地域の観光地や文化、交通アクセス情報、航空・鉄道サービスの紹介を行い、12月頃には観光ルートやおすすめスポットも掲載する。
「TOKAI×TOKYO」は、岐阜県、三重県、静岡県、浜松市、愛知県、名古屋市、東京都のほか、東海旅客鉄道、ANAあきんど、日本航空で構成する「東京と東海地方の連携によるインバウンド誘客促進協議会」が運営する。
同様に、「KANSAI×TOKYO」は奈良県、滋賀県、大阪府など関西各地の観光機関と東京都、西日本旅客鉄道、ANAあきんど、日本航空などで構成する「東京と関西の連携によるインバウンド誘客促進協議会」が担う。
両サイトの開設は、東京都が全国の自治体と連携して地域の強みを活かす「ALL JAPAN & TOKYOプロジェクト」の取り組み。