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ウィラーエクスプレス、猛暑で約8割が「別の季節に旅行したい」

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 高速バスのウィラーエクスプレス(東京都江東区)は、「夏の暑さが旅行動向に与えた影響に関する調査」を発表した。直近2年間に同社のバスを利用した会員3,082人を対象に行ったもので、記録的な猛暑の影響から約8割が「夏の旅行を避け、別の季節に行きたい」と回答した。

夏の旅行中に「最も大変だったこと」として約7割が「目的地の暑さ」をあげた。また、「夏の代わりに別の季節で旅行したい」(81.4%)、「夏の旅行先は極力涼しい場所を選びたい」(81.5%)と回答した人がいずれも8割を超えた。

年代別では、34歳以下の若年層で「別の季節で旅行したい」と答えた割合が88.5%と高く、35歳以上の75.9%を12ポイント上回った。

若年層ほど旅行時期を柔軟に変えやすい一方、子育て世代の多い35歳以上では、夏休みに合わせた旅行が多く、屋外レジャーに対してはより慎重な姿勢が見られた。

旅行目的別では、「ライブ・コンサート・観劇」や「親族・友人・知人に会う」など代替の効かない予定は「夏でも行く」とする回答が多かった一方、「テーマパーク」など屋外中心のレジャーでは約7割が「夏は避けたい」と答えた。

こうした傾向を背景に、秋の旅行需要が高まっているという。ウィラーエクスプレスによると、昨年10~11月の乗車率は80%台後半と高水準を維持し、今年も同時期の予約が前年並みに推移している。

なかでも「関東~富山・石川」「関東~長野」など紅葉シーズンに人気の路線が穴場として注目されており、昼行便は景色を楽しめるうえ、比較的運賃が割安に設定されていて利用しやすいようだ。

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