シンガポール、2025年10月22日 /PRNewswire/ -- Giti Tire(Giti)は、DBS Bank Ltd.、ドイツ銀行、HSBCの共同主幹事により総額1億5,000万シンガポールドルのサステナビリティ債の発行を完了したと発表しました。
この5年満期のシンガポールドル建て債券は、額面で発行され、クーポン金利は5.750%です。調達額1億5,000万シンガポールドルは、Giti社のサステナブル・ファイナンス・フレームワークに記載された適格なグリーンおよび社会貢献プロジェクトに直接関連する支出の資金調達または借換えに使用されます。ムーディーズは本フレームワークに関するセカンド・パーティ・オピニオン(SPO)を発行しており、その内容は以下のURLで閲覧できます: https://www.giti.com/social-responsibilities。
ジティ社のサステナブル・ファイナンス・フレームワークは、「事業の継続的成長、責任ある管理、そして社会的向上」という使命を中心に構築されています。Giti 社は2024年のサステナビリティ報告書の中で、真の利益を、サステナビリティの要素を考慮した上で得られる利益と定義しています。同社は、健全な財務規律を維持しつつ気候変動対策への取り組みとのバランスを図り、キャッシュ・ニュートラルの状態でネットゼロを達成することを目指しています。
「目標達成に向けて取り組む中で、実施にかかるコストについても考慮しています」と、Giti社のチーフ・サステナビリティ・オフィサーであるPang Chong Hau博士は説明しました。「相互協定や協働的な取り組みを通じて、私たちはパートナーと緊密に連携し、価値の定義を拡大しています。持続可能な取り組みによって生み出される利益や節約効果が、その実施コストを相殺できるようなバランスの実現を目指しています。これにより、サステナビリティと収益性が両立し、共に前進していくことが保証されます。」
動き出すグリーン・イノベーション
Giti社は、年間を通じてサステナビリティ目標に沿ったさまざまなプロジェクトに着手しています。最近、Giti 社は大手電気自動車メーカーと協力し、世界最速の市販車(時速496.22kmを記録)向けにGitiSport e.GTR2 Proタイヤを開発しました。この取り組みは、ゼロエミッション車向けに超高性能タイヤを提供するGiti社の技術力の高さを示しています。
現在、ゼロエミッションの世界記録に挑戦する「電気自動車で訪問した国の最多数」に使用されている電気自動車には、GitiSynergy H2 タイヤが使用されています。8万キロ以上、70か国を走破するこの旅は、タイヤの長寿命性と耐久性を実証する生きた証であり、廃棄物削減と電気自動車の効率向上の鍵となっています。
製造段階においては、Giti社の新しい安徽工場が持続可能な生産を推進しています。この工場は高度な自動化システムを備え、3万5,000平方メートルの屋上太陽光パネルを設置しており、年間で20〜30%の削減が見込まれています。また、Giti社初のネットゼロ・タイヤ生産ラインも導入されており、完全なネットゼロ運営への道を切り開いています。
Giti社のサステナビリティにおけるリーダーシップは、CDPディスクロージャーバッジおよびEcoVadisプラチナ賞の受賞により高く評価されています。その企業は、再生可能およびリサイクル素材から構成された93%サステナブル素材由来のコンセプトタイヤも開発しており、サーキュラー・イノベーションへの揺るぎない取り組みをさらに実証しています。
「Giti においてサステナビリティは、規制への対応ではありません。世界的な枠組みが形成されるずっと前から私たちが担ってきた責任なのです」と、Gitiのエグゼクティブ・チェアマンであるEnki Tan博士は述べています。「これらのサステナビリティ・ノートは、私たちの意志と責任の表明であり、排出削減や事業を展開する地域社会の支援を推進するプロジェクトを加速させるものです。」
多くの信頼に支えられ、成功のために築かれてきたGitiは、投資家の信頼を高め、持続可能な変革を推進し、持続可能なモビリティにおける信頼あるグローバルリーダーとしての評価をさらに強化し続けています。
詳細情報
Giti Tire Pte. Ltd. •150 Beach Road, #22-01/08, Singapore 189720
ウェブサイト: www.giti.com • メール: inquiry-sg@giti.com • 電話: +65 6249 5399