奈良市観光協会は、世界遺産「古都奈良の文化財」の登録25周年を記念して始まったシンポジウムを、今年も開催する。第3回となる今回は「平城京の終焉とその後」をテーマに、12月7日、「奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~」(奈良市春日野町)で開かれる。(写真は元興寺本堂)
基調講演には、考古学の第一人者である田邉征夫氏(元興寺文化財研究所所長)が登壇。シンポジウムでは田邉氏のほか、奈良市の仲川げん市長と、東大寺、興福寺、春日大社、元興寺、薬師寺、唐招提寺の六社寺の代表者が、1300年にわたる奈良の歴史と文化を語り合う。
会場は能楽ホールで、時間は13時から16時(開場12時30分)。定員は約400人で、参加費は無料。申し込みは事前予約制で、オンラインまたは往復はがきで受け付ける。締め切りは11月20日(はがきは同日必着)。応募多数の場合は抽選となる。
問い合わせは奈良市観光協会地域事業課(電話0742-30-0230、平日9時~17時)まで。