日本観光振興協会は11月14日、台湾・台北市で11月7日から10日まで開催された「2025台北国際旅行博(ITF2025)」で、日本ゾーンが来場者投票による「最優秀人気賞(Best Popularity Award)」を受賞したと発表した。日本ゾーンは110団体が207ブースを出展し、過去最大規模となった。
会期中の来場者数は365,302人で、前年比100.2%とわずかに増加した。特に3日目の11月9日は123,654人が来場し、過去10年間で1日あたり最多の記録を更新した。開幕初日には頼清徳総統が日本ゾーンを視察し、協会側が記念品を贈呈した。
日本ゾーンは台湾の旅行者からの人気が高く、特設ステージでのイベントや各ブースの独自企画が連日盛況となった。日本を目的に訪れる来場者も多く、今回の受賞につながったという。
また、開幕前日の11月6日には同協会が台北市内で商談会を開催し、日本側からは過去最多の100団体が参加した。台湾側も100社を超える旅行会社やメディアが来場した。
次回の旅行博は名称を「台湾国際旅行博(ITF)」に改め、2026年11月6日から9日まで台北市で開催される。商談会は同5日に実施する。