明星観光バス（京都府京都市）とスカイホップバスマーケティングジャパンは12月1日、スカイホップバス京都に新路線「パープルライン」を開設する。新設するパープルラインは、嵐山～金閣寺～大徳寺～二条城～嵐山を結び、嵐山（レストラン嵐山内）に新しい停留所を設置。運行便数は1日25便（レッドライン・ブルーライン各10便、パープルライン5便）となり、オープントップバスから景色を楽しめる京都市内観光の選択肢を広げる。オーバーツーリズムの抑制に向け嵐山からの実証運行で観光客と市民の乗り分けによる混雑緩和と利便性向上を図る。

今回新設するパープルラインは、観光庁補助事業「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」の実証運行として、12月1日から2026年1月31日まで期間限定で運行。嵐山から金閣寺・大徳寺・二条城を直結し、既存のレッドライン・ブルーラインとの乗り継ぎにより、京都御所や錦市場、東山エリアへのアクセスも向上する。

運賃は、当日券が大人1人4,300円、子ども1人2,200円。2日券が大人1人6,500円、子ども1人3,300円（乗車開始日並びにその翌日有効）。パープルラインを含んだ3つのラインに乗り放題となる。