東京都は11月22日、都庁第一本庁舎をスクリーンにしたプロジェクションマッピングの新作「BLUE LOCK -TOKYO EGOIST-」の上映を開始した。国内外で人気のサッカーアニメ「ブルーロック」を題材にしたもので、初日は都民広場で声優によるミニイベントも行い、延べ6,000人以上が訪れた。
上映初日の都民広場には、ファンや観光客、家族連れが集まり、累計観覧者数100万人突破を記念して配布されたライトブレスレットを身に着けた来場者で埋め尽くされた。巨大な都庁舎をキャンバスに、約14,000平方メートルの投影面に映し出される迫力ある映像が会場を包み込んだ。

ミニイベントには、主人公・潔世一役の浦和希さん、絵心甚八役の神谷浩史さんが登壇し、トークセッションとカウントダウンで会場を盛り上げた。浦さんは「圧巻の一言。思い入れのある作品が都庁に映し出され感慨深い」と語り、神谷さんも「一度では見きれない巨大映像。ぜひ何度も楽しんでほしい」と呼びかけた。
都庁プロジェクションマッピング「TOKYO Night & Light」は夜間観光の新たな資源として東京都が通年で上映しているもので、「最大の建築物へのプロジェクションマッピングの展示(常設)」としてギネス世界記録にも認定されている。新作「BLUE LOCK -TOKYO EGOIST-」は11月中、土日祝を中心に複数回上映され、12月以降のスケジュールは特設サイトで公開される。