ベトナム航空とエティハド航空は、ベトナムとアラブ首長国連邦(UAE)間の旅客利便性向上を目的に、新たなコードシェア提携を開始した。中東、ヨーロッパ、アフリカ方面への乗り継ぎが円滑になる。
ベトナム航空利用者はアブダビを経由し、アテネ、アディスアベバ、バーレーン、マスカット、カイロ、イスタンブールの計6都市へアクセスできるようになり、中東・欧州・アフリカ方面への選択肢が広がる。
一方で、エティハド航空でアブダビからハノイに到着した利用者は、ベトナム航空が展開するアジア域内の幅広いコードシェア路線へスムーズに乗り継げる。
両社は2024年に覚書を締結し、旅客・貨物輸送、地上サービス、整備など多分野で協力関係を築いてきた。すでにマイレージプログラムの相互利用も開始しており、今年7月からは両社便でマイルの獲得・利用が可能となった。