NEXCO東日本(東日本高速道路)は12月12日、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)外回りの坂東インターチェンジ―常総インターチェンジ間に、2026年1月31日午後3時、新たな休憩施設「坂東パーキングエリア(外回り)」(茨城県坂東市弓田)を開業すると発表した。
圏央道外回りの東北自動車道・久喜白岡ジャンクションから常磐自動車道・つくばジャンクションまでの区間に新たな休憩機能を加えることで、利用者の安全性と利便性の向上を図る。
坂東PAには、「ファミリーマート」が出店する。坂東市の名産品「将門煎餅」など地域の土産物も販売する。
園地には、地域の桜として知られる「ベニサシマ」を植栽し、地域性を感じられる景観を演出するほか、随所にベンチを配置して、長距離運転による疲労をやわらげる空間とした。
トイレ施設には、家族で利用できる「家族トイレ」を設け、おむつ替えにも対応する。壁面には、坂東市のアピールキャラクター「ねぎ爺」「ねぎ婆」を配置し、自治体と連携した演出を施す。
また、外回りのオープンに合わせてハイウェイスタンプを新設する。スタンプのデザインは、坂東市と連携し、市内小学校に通う小学4年生から6年生の児童を対象に募集して選定したもので、地域の魅力を学び、発信する機会とするNEXCO東日本初の取り組みとなる。すでに、内回りにはタンプが設置されている。