【New!トップページ新着コメント欄追加】 学び・つながる観光産業メディア

特製ゴンドラで標高1300mへ、谷川岳ヨッホが雪景色を楽しむ「空中ピクニック」開始

コメント

谷川岳ヨッホ by 星野リゾートは12月20日、特製の貸し切りゴンドラで雪景色を楽しむ体験プラン「雪舞うゴンドラクルーズピクニック」を開始する。標高1300mまでの空中遊覧を、食と景色とともに楽しむ「空(そら)ピク」と名付けた冬季限定企画で、冬旅の新たな選択肢として提供する。

本プランは、昨シーズンに好評を博した「雪舞うゴンドラクルーズランチ」を進化させたもの。利用しやすさを高め、従来の1日1組限定から、1日最大8組が体験できる形へと拡充した。

ヨーロッパアルプスの山小屋を思わせる特製ゴンドラ

使用するゴンドラは、本プラン専用に設えた特別仕様。ヨーロッパアルプスの山小屋をイメージした内装で、テーブルや椅子には、みなかみ町での森林整備から生まれた間伐材「イヌワシ木材」を使用している。木の温もりと香りに包まれた空間で、約45分間、専用ゴンドラを貸し切り、白銀の谷川連峰を空中から眺めることができる。谷川岳ロープウェイは、日本に3台しかない「フニテル式」を採用。揺れにくく、22人乗りの広々とした車内が特徴で、冬の雪山でも安定した空中遊覧を可能にしている。

チロル地方の食文化に着想を得たフィンガーフード

ゴンドラ内では、ヨーロッパ山岳地域・チロル地方の食文化をヒントにしたフィンガーフードを提供する。保存食文化に着想を得たサラミやリエット、チーズのほか、スイスの伝統菓子エンガディナーをアレンジしたスイーツも用意。谷川岳の稜線をかたどった特製スタンドは、写真映えする演出としても楽しめる。ドリンクにはスパークリングワインや、摘果りんごを活用したりんごジュースを用意し、フードロス削減にも配慮した内容となっている。

「雪舞うゴンドラクルーズピクニック」では、ロープウェイの駅通過時にスタッフによる写真撮影のサプライズを実施。チェキで撮影した写真をその場で渡すほか、オリジナルスイーツや群馬県銘菓を詰めたプチギフトも用意し、思い出に残る体験を演出する。

体験後は、展望レストラン「ビューテラスてんじん」で名物「谷川岳パングラタン」を味わうのもおすすめだ。標高1500mの天神峠では360度の雪山ビューを楽しめるほか、無料貸し出しの雪遊びグッズを使った天然雪体験も可能。ゴンドラクルーズと組み合わせることで、冬の谷川岳を多角的に楽しめる構成となっている。

■冬季限定プラン概要

「雪舞うゴンドラクルーズピクニック」は2025年12月20日から2026年4月3日まで実施。料金は1名6,000円(税・サービス料込)で、ロープウェイ往復乗車、フィンガーフード、紅茶が含まれる。1組4名まで利用可能で、公式サイトにて事前予約制となる。登るだけではない山の楽しみ方を提案する谷川岳ヨッホ。雪山の絶景と食、そして空中体験を掛け合わせた本プランは、冬のインバウンド・国内観光双方に向けた新たな高付加価値コンテンツとして期待される。

/
/

会員登録をして記事にコメントをしてみましょう

おすすめ記事

/
/
/
/
/