佐渡市は1月31日、東京・大手町サンケイプラザで世界文化遺産「佐渡島の金山」と、江戸時代に金銀を江戸へ運んだ「金の道」の歴史と価値を学ぶ「金の道フォーラム」を開く。参加費は無料、事前申込制で定員は300人。
「佐渡島の金山」は2024年7月に世界文化遺産に登録された。佐渡金銀山で産出された金銀は、佐渡島から海路と街道を経て江戸まで運ばれた。
輸送路は「御金荷の道(おかねにのみち)」、通称「金の道」と呼ばれ、各地の宿場町の発展を支えた。佐渡市ではこれまで、この道筋に関わる地域が連携し、歴史を体感する「御金荷の道ウォーク」を実施してきた。
フォーラムでは、佐渡の伝統芸能である鷺流狂言の上演に加え、世界遺産検定マイスターの山本・リシャール登眞氏が「『佐渡島の金山』をゆく」をテーマに基調講演する。
また、パネルディスカッションでは「金の道を次世代へ~未来へはばたく連携の輪~」をテーマに、佐渡市、長野県東御市、群馬県安中市、埼玉県蕨市、東京都板橋区など、金の道に関わる地域の関係者が登壇し、歴史資源を生かした地域連携のあり方について意見を交わす。
佐渡島は、江戸時代に高度な手工業による採鉱・製錬技術を250年以上にわたり継続し、17世紀には世界有数の金鉱山として大量かつ高品質の金を生産した。