日本政府観光局(JNTO)は1月14日、米有力紙ニューヨーク・タイムズが発表した特集「52 Places to Go in 2026(2026年に行くべき52の場所)」に、日本から長崎と沖縄が選ばれたと発表した。同特集は1月5日に公表された。(写真は長崎市の平和祈念像、長崎県観光連盟提供)
記事では、長崎について、世界的に核拡散の脅威が広がる中で原爆投下の歴史を乗り越え、新たな関心を集める「レジリエント・シティ」として紹介した。主要駅周辺の再開発の進展や、老舗菓子店、ジャズバーといった地域文化に触れ、訪問の意義がある都市として位置付けている。
沖縄については、2019年の火災で焼失した首里城が、伝統的な工法による復元作業を経て、2026年秋に再公開される予定である点を紹介した。あわせて、地域の祭りなど、沖縄ならではの文化や暮らしに触れられる点も評価された。
JNTOによると、2025年の米国からの訪日旅行者数は、2024年に記録した過去最高の272万人をすでに上回り、11月時点で累計303万人に達した。今回の選出を追い風に、長崎や沖縄を含む地方への誘客促進につなげたいとしている。
ニューヨーク・タイムズの「52 Places to Go」は、紙面と電子版を合わせて1,200万人超の購読者を持つ同紙が、毎年1月に発表している旅行特集。日本からは、2023年に盛岡市と福岡市、2024年に山口市、2025年に富山市と大阪市が選ばれている。