和歌山県は6月4日、学生を対象とした県庁インターンシップの募集を開始した。県職員の仕事を実際に体験してもらうことで、将来の人材確保につなげる。
インターンシップは、県庁業務を集中的に体験する「がっつり就業体験5日間コース」と、1日で県庁の仕事を知ることができる「ちょこっと仕事体験コース」の2種類を用意した。
5日間コースは8月から9月にかけて4回実施する。人事課によるガイダンスや若手職員との交流会、プレゼンテーション報告会のほか、各部局や出先機関での実務体験を組み合わせ、政策立案や情報発信、イベント運営など幅広い業務に触れることができる。
1日コースは6月8日から始まっていて、2027年3月31日まで通年で実施する。半日以上の実務体験を基本とし、職員との対話や庁舎見学などを通じて県庁の仕事や職場の雰囲気を体感できる内容とした。
対象は大学生、大学院生、短期大学生、専門学校生、高等専門学校生。本庁のほか各振興局や出先機関で受け入れる。
若手職員との交流を重視したプログラムを展開するほか、業務体験では総務、企画、防災、地域振興、環境、福祉、商工、農林、土木など幅広い分野を体験できるよう調整する。
県によると、2025年度の5日間コース受入人数は前年度の40人から82人へ増加した。一方で一般行政職の競争率は2.2倍にとどまっており、将来の県行政を担う人材確保が課題となっている。
県はインターンシップを通じて県庁業務への理解を深めてもらい、採用試験受験につなげたい考えだ。