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JR東海・OpenStreet・小田原市、小田原駅で観光回遊を強化 シェアサイクルと手荷物預かりを導入

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JR東海、OpenStreet、小田原市観光課はこのほど、小田原駅を拠点とした観光利便性向上の取り組みを始めた。10月3日からは、シェアサイクル事業を開始するとともに、手荷物預かりサービスと観光案内サービスの実証実験を実施。駅を起点とした市内周遊を促し、小田原市内への観光客の立ち寄り拡大につなげる。

「箱根への経由地」から市内周遊へ

JR東海では、小田原駅を含む新幹線各駅で、大きな荷物を持つ利用者への対応や、駅を拠点とした二次交通の充実を課題としていた。一方、小田原市観光課では、小田原駅が箱根方面への経由地となり、市内への立ち寄りや回遊につながりにくいことを課題として認識していた。今回の取り組みは、こうした双方の課題解決を目指すものとなる。

駅西口に「HELLO CYCLING」11ラック

シェアサイクル事業は、JR東海とOpenStreetが連携して実施する。小田原駅西口のスペースを活用し、「HELLO CYCLING」のシェアサイクルを11ラック設置。観光客などの二次交通手段として、市内周遊の利便性向上を図る。

利用料金は最初の30分が160円で、その後は15分ごとに160円。車種によって料金が異なる場合がある。利用にはOpenStreetが運営する「HELLO CYCLING」のアプリを使用する。

荷物を預けて身軽に観光

手荷物預かりサービスと観光案内サービスは、小田原市観光課を事業主体として駅構内で実施する。観光客が大きな荷物を持って移動する負担を減らすとともに、小田原駅を起点とした市内周遊の促進を目指す。

手荷物預かりは、ecboが運営する「ecbo cloak」を活用。2026年10月と2027年3月の金・土・日曜、祝日の計28日間、小田原駅構内の箱根ベーカリー横で実施する。受付時間は10時から15時までで、料金は1個1000円。東海道新幹線利用者は100円引きとなる。窓口での受付に加え、事前予約にも対応する。

同じ場所では観光案内サービスも展開し、小田原駅周辺の観光情報やイベント情報、交通案内を提供するほか、各種観光パンフレットも配布する。運営は小田原市観光協会が担う。

今回の実証で得た知見を踏まえ、今後は小田原駅を拠点としたサービスのさらなる充実や展開も検討する。駅到着後の「荷物」と「移動」という観光客の負担を同時に軽減することで、小田原を通過点ではなく、市内を巡る観光の起点として活用していく考えだ。

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