全国の女性社長が72万132人となり、初めて70万人を超えたことが東京商工リサーチの調査で分かった。前年より5.1%増え、全社長に占める割合も過去最高の15.8%となった。
調査を始めた2010年の女性社長は21万2153人で、全体の10.1%だった。16年間で約3.4倍に増えた。都道府県別の女性社長数は東京都が18万4688人で最多。大阪府、神奈川県、愛知県、福岡県が続いた。
全社長に占める女性の割合は沖縄県が20.8%で最も高く、全国で唯一20%を超えた。次いで茨城県18.1%、山梨県17.8%、東京都17.7%。最も低い新潟県も10.1%となり、初めて全都道府県が10%以上となった。
産業別では「サービス業他」が36万5522人で女性社長の50.7%を占めた。女性社長の割合が最も高い産業は不動産業の25.3%で、サービス業他19.6%、小売業16.1%が続いた。一方、建設業は5.5%で最も低かった。
女性社長の平均年齢は65.2歳で、男性社長の63.7歳を1.5歳上回った。年代別では70代が24.8%で最多、60代24.3%、50代21.6%の順だった。
一方、女性社長の企業は小規模な傾向もみられた。売上高1億円未満が71.1%を占め、男性社長企業の59.6%を11.5ポイント上回った。従業員5人未満も68.1%で、男性社長企業より9.8ポイント高かった。
東京商工リサーチが保有する約450万社の企業データベースから、個人企業を含む女性社長を抽出して分析した。今回が15回目の調査となる。