国土交通省は10月7日、第33回「鉄道の日」にあわせた鉄道関係功労者大臣表彰の受賞者を発表した。2026年は、鉄道事業の振興や長年の業務精励、駅の環境美化などに貢献した104人・8団体を表彰する。表彰式は10月14日に同省で行う。
鉄道事業振興で4人、業務精励で98人
受賞者の内訳は、鉄道事業振興関係が4人、鉄道業務精励関係が98人、鉄道をめぐる一般協力者関係が2人・2団体、鉄道輸送統計調査関係が6団体となった。
鉄道事業振興関係では、元京王電鉄代表取締役会長の紅村康氏、元東京地下鉄常務取締役の肥後謙一氏、日本線路技術顧問の石﨑昌義氏、元ユタカ製作所代表取締役社長の小山内政廣氏の4人が選ばれた。いずれも長年にわたり鉄道事業や鉄道関連事業の振興に努め、業界の発展に寄与したことが評価された。
鉄道業務精励関係では、JR各社や私鉄、地下鉄、第三セクターなどで長年勤務してきた駅長、運転士、指令担当、車両・施設・電気部門の担当者ら98人を表彰する。札幌市交通局、JR東日本、京成電鉄、東京メトロ、東武鉄道、東急電鉄、小田急電鉄、JR東海、近畿日本鉄道、大阪メトロ、南海電鉄など、全国の鉄道事業者から幅広く選ばれている。
駅の清掃や生花、地域住民による活動も表彰
鉄道をめぐる一般協力者関係では、駅の環境美化に長年取り組んできた個人や団体も対象となった。
JR東日本常磐線・久ノ浜駅では、久之浜町婦人会が清掃やプランターへの花植えを継続。両毛線・伊勢崎駅では藤井栄氏が清掃活動や改札口への季節の生花を行ってきた。また、JR四国予讃線・八幡浜駅では嵯峨御流華道南予司所が待合室に季節の生花を飾り、JR九州吉都線・えびの上江駅では杉水流正憲氏が駅構内外の清掃活動を続けてきた。
鉄道輸送統計調査関係では、東京地下鉄、伊勢鉄道、叡山電鉄、大光電気、三工社甲府事業所、日立製作所鉄道ビジネスユニット水戸地区の6団体が選定された。長年にわたり統計調査の趣旨を理解し、正確かつ迅速な報告を行い、国土交通行政に貢献したことが評価された。
表彰は10月14日午後2時から、東京・霞が関の国土交通省10階「共用大会議室」で実施する予定。