京都市京セラ美術館(京都市左京区)で開催中の特別展「松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界―反復と増殖―」の来場者数が10万人を突破し、7月25日に記念セレモニーが行われた。
10万人目の来場者となったのは、京都市中京区から訪れた小学校3年生の柿沢麻歌さん(8歳)とその家族。セレモニーでは主催者から記念品が贈呈された。柿沢さんは「立体感があって色使いが印象的だった。南瓜の作品が一番心に残った」と語った。
本展は、草間彌生の出身地である長野県松本市にある松本市美術館が所蔵する版画340点の中から、浮世絵の木版画技法を取り入れた富士山の連作や、大型のシルクスクリーン作品「愛はとこしえ」シリーズなどを展示している。
会期は9月7日まで。会場は京都市京セラ美術館・新館「東山キューブ」。開館時間は10時から18時(最終入場は17時30分)で、月曜休館(8月11日は開館)。